
第2回 エリクサジェン・サイエンティフィック ウェビナー
= 広がるRNAの世界 =RNA研究と臨床への応用・最前線
近年、生理機能や疾患との関連が明らかになり注目が集まっている機能性RNA、その研究と疾病との関わりについて、また昨今関心の高いmRNA工学を基盤としたmRNA医薬・ワクチンの創製・トピックについて、ご講演をいただきます。大変興味深い内容になっております。
mRNA医薬、創薬研究、医生物研究に携わる研究者、また、これから研究される方々にも役立つ内容になります。
是非ともご参加下さい。
開催日時 2021年10月26日(火)14:00~15:00(1時間)
開催方法 ウェビナー(Zoomを使用します)
参加費 無料
プログラム
演題1 さらなる奥深さを示すRNAの世界―その基盤、分類、進化、応用
慶應義塾大学 先端生命科学研究所・教授 (同 環境情報学部・教授) 金井昭夫
今、RNA研究に注目が集まっています。例えば、現在、世界に蔓延しているCOVID-19はRNAウイルスです。また、これを抑え込むために開発されたワクチンにはmRNAワクチンがあります。私は20年以上に渡りRNA分野で研究をして、様々な機能性RNA (ノンコーディングRNA; タンパク質をコードせずRNA分子のまま働くRNA)を見出してきました。本ウェビナーでは、知っておくべきRNAの分類、機能、その進化を整理すると共に、疾病との関わりについて概説いたします。
演題2 mRNAワクチン、医薬の開発動向と、高分子ミセル、mRNA工学を用いた取り組み
京都府立医科大学 大学院医学研究科 医系化学・准教授 内田智士
COVID-19mRNAワクチンの実用化を受け、その他の感染症の予防、がん治療のためのワクチンや、mRNAのワクチン以外への応用に向けた研究開発が加速している。そのほとんどは、脂質性ナノ粒子を基盤とするものであるが、強い炎症惹起や肝指向性といった課題もある。その課題を克服するため、我々は高分子ミセルやmRNA工学を用いたmRNA送達に取り組んできた。ここでは、開発動向、独自の取り組みを概説する。
演題3 Elixirgen ScientificのmRNA開発製造受託サービスの紹介
エリクサジェン・サイエンティフィック・インク 饗庭一博
iPS細胞分化試薬キットを製造販売している当社が、なぜRNA製造開発受託事業に参入したのか、また当社施設やサービス内容についてご紹介いたします。
ご参加方法
下記、登録ページにて必要事項をご記入の上、お申込み下さい。お申し込み後にメールにてご案内します。
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